Processingビジュアプ入門を読む#3 基本図形を描く
Processingビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門
第三章、基本図形を描く を読みました。

Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門
- 作者: ベン・フライ,ケイシー・リース,中西泰人,安藤幸央,澤村正樹,杉本達應
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2015/09/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
第三章はディスプレイウインドウの座標系といろんな図形を書くための構文の紹介。
座標
Processingにおける座標のあり方とか
具体的な説明の前に、そもそも人が図形を描こうとするときにな
何を考えなくてはいけないかっていう、視点からの解説は
とっても心にすっと入って、理解しやすく感じたよ
まず、コンピューターの画面にはピクセルっていう小さな光の点が並んでるんだよ!っていうレベルの説明からしてくれていることに著者の優しさを感じます。
紙の上に絵を描くことと、コンピュータで書くこととの違いとか。
たぶんこの本を、いくつかプログラミング言語を扱える人がProcessingもやってみようかなって読みだしたら、かなりまどろっこしいように思うかもしれないけどさ。
コードを書いてプログラミングする ってことがはじめての人には
大変親切で、素晴らしい本だなって再認識。著者でProcessingをつくったお二人の情熱にあらためて感服しました。
基本図形
基本図形を描くための8つの関数の紹介。
図解の図3-1は要点がとても分かりやすい。
ざっと説明があってからの細かな説明の流れ素敵。
関数は点、線、三角形、四辺形、長方形と楕円から
曲線とベジェ曲線の順で解説があり、どれも丁寧でわかりやすい。
描画の順序
プログラムは上から順番に実行されて
重なり方が変わるから、順番大事みたい。
グレーの値
背景色と、図形の塗り、図形の輪郭線の色に関する関数についての紹介。
透明度まで指定できるいったん設定するとその後に描かれるすべての図形に適用されるから注意。塗、線をなくすことも、もちろんできる。
ここまできてやっとillustratorとかって、なんであんな方式になってたんかって
今更ながらに、あたまですながり、おー!なるほどーーーーーーーってなった。
線と塗りがわかれて設定できることや、
結局はハンドルっを引っ張ったりしていたのは
あーそれってベジェ曲線をプログラミングしていたことになるんだ、
とか。。イラレをなんとなく覚えたときは、へー、ややこしいなーとおもいつつ、
だけど、そういうものなんだって、深く考えずに丸ごと覚えて、なんとなく慣れていたけど
合点がいきました。、、遅すぎやけど。
そうやって考えたら、アドビのイラレってほんとすごい話ね。
簡単にあんな複雑なことさせてもらえちゃうから、あとから知ってびっくり。
属性
このタイトルからだけでは、これって何のことか、全くわからず。。。
なに?属性って?
なんやっけ、、、ってくらいのレベルから読み始めたけど
スムージングについて、また、線の太さや、線のはしのかたち、接合方法など
細かいけど何か描きたくなった時に、知らないと躓きそうな内容だった。
モード
楕円と長方形を描画する関数にはモードを指定することが出来るってお話。
この二つの関数は各点の座標を指定することによって描画するのではなくて
支点を指定してから、幅と高さを指定するので、その支点との関係性をモードとして指定できるんだって。
いやー。かんがえたよねー。当り前やけど、ほんまに考えた人かしこすぎる。
へー、ほーー。なるほーどーとかおもってるうちに、
サクッと終了。
今日のおやつは
ふわふわシュークリーム♪